妊娠中

妊娠中に子宮脱になった私の体験談|出産回数と年齢に関係あるの?

こんにちは!3人の子育てをしているアラサーママあーちゃんといいます。お気軽に子育ての相談アドバイス承ってます♪
子宮脱?初めて聞いた言葉で不安でいっぱい・・・出産できる?

 

妊娠中に「子宮脱」と診断されるなんて、当時の私にはまったく想像していませんでした。
でも実際に、2人目と3人目の妊娠中に子宮脱を経験した私は、驚きと不安の連続でした。

今回はそんな私の実体験を振り返りながら、どんな状況で子宮脱が起きたのか、どう対処したのかをまとめました。

少しでも同じように不安を抱えている方の参考になれば嬉しいです。

 

子宮脱とは

子宮脱とは、子宮が本来の位置から下がってしまう状態を指します。これが進行すると、子宮が膣の中に出てきてしまうことがあります。子宮脱は、特に出産経験がある女性に多く見られますが、年齢や遺伝、骨盤底筋群の弱化などが原因となることがあります。

子宮脱の症状

  • 膣から何かが出てきている感じがする

  • 歩いたり立ったりする際に不快感がある

  • 排尿や便通の際に困難を感じる

  • 腰痛や下腹部の重さ、鈍痛

治療法

  1. ペッサリー: 膣に挿入する器具で、脱出した子宮を元の位置に保つ役割をします。

  2. 手術: 進行した子宮脱には手術が必要となることがあります。子宮を元の位置に戻したり、子宮の摘出を行ったりすることもあります。

  3. 骨盤底筋体操(ケーゲル体操): 骨盤底筋を鍛えることで、症状の悪化を防ぎ、改善する場合があります。

1人目の妊娠中は特に大きな問題なし

1人目の妊娠は25歳のときでした。妊娠期間中も特に大きなトラブルはなく、強いて言えば「貧血」くらい。
出産はもちろん大変でしたが、出産後も体調は安定していたと記憶しています。

今思えば、この時に出産を早める為に陣痛促進剤をいれたのですがこれが原因な気がします。

理由:陣痛促進剤には、オキシトシンなどがあり、骨盤底筋は出産後にダメージを受ける可能性があるからです・・・

2人目の妊娠中期に「子宮脱」と診断される

2人目の妊娠中期、お風呂に入っていたときのこと。
なんとなく下腹部に違和感を感じて鏡を見ると、「何か出ているような感覚」がありました。

すぐに産婦人科を受診すると、先生からは「これは子宮脱だね」とはっきり診断されました。

当時、私はまだ20代後半。まさかこの年齢で子宮脱になるとは思ってもおらず、正直かなりショックを受けました。

医師

「若くても出産回数や体への負担が重なることで、子宮脱は起きることがある」
と説明を受け、納得したような、でも不安が拭えないような気持ちになったのを覚えています。

完全子宮脱になり、立つのもつらい毎日

妊娠後期になると、状態は悪化し、完全子宮脱にまで進行してしまいました。

お腹が大きい状態で、下腹部から何かが出ている違和感。
歩くのもしんどく、立ち上がるだけで「落ちそう」な感覚が強くて本当に怖かったです。

ペッサリー(器具)を入れて様子を見る方法も試しましたが、臨月にはそれさえも外れてしまい、その重さにも耐えられなくなってしまいました。

歩行困難な状態になってしまいました・・・。

上の子がまだ2歳といたので寝たきりにはなれずに、この子宮脱と上の子の子育てがあり、本当に辛かったです。

通常は問題なく自然分娩できます

通常は問題なく自然分娩できます

しかし、頸管熟化不全などが起きた場合などは、緊急帝王切開となることもあります。 骨盤臓器脱の症状にもよりますが、尿道瘤を併発している場合は、尿閉になることもあります。 尿閉になると、おしっこが出にくいなどの症状が出てくると、腎機能にも影響するので注意が必要です。

出産で出てきた子宮は、産後しばらくして体内に戻ることがほとんどです。

陣痛が始まると、子宮脱のままですが、出産する時には中に引っ込むということを先生から伝えられました。

しかし、産後はまだ子宮脱のままですので、出産直後のシャワーでは、手で股を押さえながら歩くような大変さが入院中は続いていました・・・。

骨盤底筋体操で、1ヶ月後に戻った

産後すぐから助産師さんのアドバイスで、骨盤底筋体操を毎日続けました。

「とにかく戻したい」という気持ちだけで必死に取り組んで、
退院する日には、ようやく「中に戻った感覚」があり、本当にホッとしました。

3人目妊娠中は事前対策を徹底し、産後子宮脱なし

3人目を妊娠したときは、正直とても不安でした。
「またあの子宮脱が起きるかもしれない」と思うと、妊娠が嬉しい反面、怖さも大きかったです。

そこで今回は、妊娠初期から骨盤サポーターをしっかり活用して臨みました。

結果として、ペッサリーも必要なく、産後も子宮脱は一切なし!

前回の経験があったからこそ、今回は「自分でできることを事前にやる大切さ」を強く実感しました。

実際に使ってよかった子宮脱対策グッズ

私が3人目妊娠時に実際に使って、効果を感じたグッズを紹介します。

  • 骨盤矯正・子宮脱サポーター(臓器脱・尿漏れにも対応)

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  • 骨盤底筋トレーニングベルト

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主治医の言葉「年齢を重ねると再発リスクも」

主治医からは、出産後にこんなアドバイスがありました。

「また年齢が上がったときにも、尿漏れや子宮脱は起きやすくなると思うから、できることはやって、筋肉をしっかり鍛えてね」

この言葉が、今の私の生活習慣を見直すきっかけにもなっています。

私の体験が誰かのヒントになれば

妊娠・出産は本当に人それぞれで、何が起きるか分からないものです。
子宮脱も、私自身は全く想定していなかったトラブルでした。

でもネットで同じような体験談を見つけて「私だけじゃないんだ」と救われたこともあり、
今回、私も体験をこうしてまとめてみました。

もし同じように不安な気持ちで過ごしている方がいたら、
「ちゃんと対処すれば大丈夫」「改善できるよ」というメッセージとして届けば嬉しいです。

 

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